院長の栗城です(^^)
涼しいお盆が過ぎたと思ったら、また夏の巻き返しですね!
残暑見舞い申し上げます☆★☆★☆
さて今回のテーマは、根っこの治療です!
虫歯が深くなって歯医者さんに行くと、
「あー、残念だけど神経まで進んじゃってるので根っこの治療をしますね」とか、
「根の先に膿の袋ができてるので、消毒をしましょう」とか説明されたのだけど、
一体どんな風に治すの??という素朴な疑問に答えたいと思います。
上の写真は昔に治療した前歯がズキズキ痛んで、物を噛めない状態で来院された患者様のレントゲン写真です。
向かって右手が来院当初の写真です。
根の先が黒く見えますね??これがいわゆる「膿の袋」です。この患者様の膿の袋はビッグザイズでした((+_+))
この膿の袋というのは一朝一夕で出来たものではなく、数年がかりで少しずつ大きくなったものです。
神経の入っていた管を「根管」と言いますが、
根の先の膿の袋をやっつけるには、細菌が張り付いた根管歯質や感染した神経を綺麗にこそぎとって洗浄しなければいけません!!!
右のレントゲン写真で根の中に入っている針金のような細い器具で、根管を綺麗にお掃除していきます。
これがいわゆる「根管治療」です!(^^)!
根管治療は細菌との闘いです!!!
細菌だって命がけですから、一回だけ消毒しても再度増殖してくる場合もあります。
ですので、根っこの消毒は数回かかる場合が多いのです。
根っこの治療では、この時期くらいに来院してほしいというお願いをすることも多々あります。
それは根の中に入れる薬の種類や、細菌の状態によって、消毒したいタイミングが変わってくるからです。
くれぐれも根っこの治療を中途半端にしたまま、歯医者さんに行かなくなる、ということは
お願いだからやめてくださいね( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)
私たちが根っこを助けられる確率がグッと減ってしまうからです。
レントゲンの写真の左の写真が根管治療後です。
来院最初は膿がドクドクでてきて、蓋も出来ない状態でしたが、
この患者様が真面目に来院してくださったおかげで、根管は綺麗になり何でも噛めるまでになりました。
レントゲンでは根の先はまだ少し黒っぽく見えますが、これは長い時間をかけて少しずつ周りの組織と馴染んでいきます。
根っこの治療のお話、いかがでしたでしょうか?
もし歯医者さんで根っこの治療について説明されたら、ドヤ顔で「分かります!」とお答えくださいねw
では今回はこのへんで(^^)/新宿・新大久保でお待ちしております☆
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