Dr井上雄ブログ/ 口腔ケアと感染症予防

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【口腔ケアと感染症予防】
最近、新型コロナ肺炎の名前をテレビで聞かない日は無いと思います。また、季節 がらインフルエンザの流行もあり、今年は感染症の予防が一層重要になりそうで す。

今回はインフルエンザ予防と口腔ケアについてのお話です。

『口腔ケアはインフルエンザの予防に有効です』
お口には、食べる・話す・呼吸するという役割がありますが 細菌やウイルスが体内に入り込む入口でもあります。 最近の研究で、歯科衛生士による定期的な口腔ケアがインフルエンザの 発症率を約90%減少させることが明らかになりました。 ワクチンよりも予防効果が高いとも言われています。

黄色の枠の内側が磨き残しとそれによる歯肉の腫れです。 この写真で見れるように、歯と歯茎の間の部分は汚れが残りやすい場所です。

他には
⦅歯ぐきとくちびるの粘膜の間⦆ 食べかすがたまりやすい ⦅上あご⦆ 食べかすや乾いた痰がつきやすい ⦅頬の粘膜⦆ 食べかすやはがれ落ちた角質が残りやすい ⦅舌の上⦆ コケ状の汚れがつきやすい ※冬場は特にお口が乾燥しやすく夏場より上記の状態になりやすいです。

 

黄色の枠の内側の歯と歯の間は長期間の磨き残しによる歯石です。
こうなってしまうと普通のブラッシングでは取り除くのはむずかしくなります。

『歯周病菌はインフルエンザ感染を重症化させます』
歯周病菌はインフルエンザウイルスを粘膜に侵入しやすく酵素(プロテアーゼやノ イラミニターゼ)を 出します。また、歯周病菌由来の酵素は抗ウイルス薬(タミフル、リレンザなど)で 抑制できないため、口腔内を不潔にしておくとインフルエンザ感染を助長します。

特に免疫力の弱い高齢者は、インフルエンザが重症化する可能性があります。 介護施設で歯科衛生士が高齢者に対しブラッシングや舌磨きの指導を実施したとこ ろ通常の歯磨きをしていた施設に比べて インフルエンザ発症率が10分の1に激減することが示されたそうです。

普段のご家庭でのブラッシングや歯科医・歯科衛生士による定期的なメンテナンス でインフルエンザの予防をしましょうね、というお話でした。

 

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